複音ハーモニカのオリジナル曲を書いてみて・・・。 上 明子(CARS幹事/作曲家)
二週間ほど前に自作品コンサートを開きました。今回はいつもの歌曲と共に、初めての複音ハーモニカのオリジナル曲に挑戦したのです。
その伏線として、2年程前にピアノと2人のハーモニカ奏者での「ビートルズアレンジ作品」に挑戦しました。
ハーモニカはマイクを通しての演奏を聴いていただくのがほとんどで(キャパ120~130の所でも)、私はそのマイクを通しての音で聴いていただく・・・と言う辺りにとっても抵抗がありましたために、最初からマイク無しの演奏に拘って来ました。そうは言いながらも、ビートルズ作品の時にはマイク無しの演奏の音量の問題にビクビクしながらの挑戦でした。そして思った以上に大丈夫と思えた事から今回の発表に向かった訳です。
今回もピアノとハーモニカの全く同等の立場の作品・・・、書き始めはやはり二つの楽器のバランスの事が頭から離れず、こんな事に拘っていたら思いっきり曲は書けないと思い、一切その事を考えるのは辞めにして、書き始めました。ハーモニカの持つシンプルな響き、これ以上ないくらい美しい音を書きたいの一心で。
音楽は美しいだけではダメ!と言う事は百も承知ですが、ハーモニカオリジナルの最初の曲は、まずは「美しい!」の一言の曲を書いてみたかったのです。その思いは6年越しでしたので・・・。
組曲タイトルは「精霊」。月、森、石、水に宿る4つ精霊をテーマに。
音量の小さめな・・・と思われているハーモニカもピアノと対峙出来るんだ・・と、自信を持てた事は次への糧になりました。
何でそんなにバランスのことばかり心配していたんだろうと思いながら、当たり前の事に気がついたりもしました。どんな風に演奏したいのか、演奏者がどのくらいそれを突っ込んで考える事が出来るかにかかって来るって事を、今更ながら認識したり・・・。突っ込んでも何も出て来なければ、それは曲が悪い訳でして・・。
録音を聴いて反省の時を持たねば・・・ですね。
余談です!2014楽器フェア最終日にCARS幹事としまして参加して参りました。楽譜出版協会様のブースの前で、CARSのチラシ、リーフレット、楽譜出版協会様のリーフレットをCARSのファイルに入れて、何とチラシ配りの初体験をして来ました。私なんぞが配るチラシなど受け取ってもらえるのか、ワクワクドキドキでしたが、何時間かやっていくうちに、何となくコツが掴めるもんなんだな・・とちょっと嬉しい体験もさせてもらえました。何でもやってみるもんです。そして、本当に年齢層の幅広い参加者を見る事が出来て、音楽ってスゴい!と改めて感じる事が出来ました。余りに広いスペースに盛り沢山で、細かい事をご報告出来ないのが残念です。(どこに焦点を当てて良いかが分からない)。次回は予習をしっかりして、的を決めて参加したいなと思いました。