CARSのブログにかつて登場したお二人 上 明子(CARS幹事/作曲家)
前々回に「詩人との語らい」というテーマで書かせていただいて、その詩人の織江りょうさんがCARSのメンバーになられるとは、その時には想像もしていませんでした。織江さんとは童謡協会、公文教育研究会、テレビ朝日の関わる「童謡こどものうたコンクール」での二次審査委員でも今年はご一緒させていただいたり、作品作りをご一緒したりしたことが、いろいろなご縁へと繋がっていくような気がしています。楽譜コピーは作曲家だけの問題みたいに捉えられがちですが、とんでもないことで、詩人も大いに関わって行って欲しいと改めて思っているところです。
その織江さんをCARSにと考えられたのは、童謡協会事務局長として尽力されていらした甲賀一宏先生でした。「でした。」と過去形でかねばならなくなってしまったことは本当に残念なのですが、先週10月18日に亡くなられてしまいました。甲賀先生は前期までFCAの常任理事もされていらして、CARSの活動にもとても前向きに考えてくださっていらっしゃいました。本当に今は残念としか言いようがなくて・・・。
2004年の9月の童謡協会の理事会の休憩時間に、湯山昭会長と甲賀事務局長に呼ばれ、まずは湯山会長に「楽譜コピーについての新しい会が立ち上げられようとしているから、童謡協会から、あなたに行って欲しいんだけど・・・」と言われ、「私は嫌です!」と即答したのですが、「いや、是非とも関わって欲しい!」と、有無も言わせない雰囲気で押し切られてしまったのが甲賀先生でした。(今はJFCからの参加ですが、当時は童謡協会からでした。)
その甲賀先生とはハーモニカ演奏を通じて、よりいっそう音楽のことを話すようになったような気がします。ハーモニカの曲を書こうと思ったり、ビートルズを二人のハーモニカとピアノのための作品にアレンジしたり、先生の演奏、そして先生が導なさっていたハーモニカオーケストラの演奏、先生が義をなさるハーモニカ講習会でのお話、そして延いては、ショートケーキとアールグレーミルクティをいただきながらの音楽のお話、私の作品の事細かな感想などなど・・・。本当にたくさん背中を押していただきました。
来年2月の自作品コンサートのためのハーモニカ新作が予定より遅れてしまい、出来上がったらまずは見ていただこうと思っていた矢先に、旅立たれてしまいました。しかも出来上がって「ヤッター!」と思った15日夕方に入院されてしまったと聞いた時には、言葉もありませんでした。
11月4日には甲賀先生が会長をなさっていた日本ハーモニカ芸術協会主催のコンクールがあります。審査委員をご一緒していた作曲家の松山祐士先生も今年お亡くなりになってしまった今、私が取り敢えず頑張るしかないようです。もちろん、CARSのチラシ配布は忘れていませんので・・・。
甲賀先生のお気持ちをきちんと果たさねばと思っているところです。
織江さんもご一緒に!