[ブログ] 楽譜de散歩
2023.08.09 その他

ひたすら振る  脇澤 一弘(CARS幹事)

【執筆者】脇澤 一弘(CARS幹事)

若い時分から数値は高めだったのですが,数年前に立て続けに痛風を発症し,すっかり怖くなって,その後紹興酒やレバーは避けるようになってしまいました。寄る年波,飲酒過多,ストレス・・・。色々と自分なりに原因を考えてみましたが,行きつくところは運動不足。何分,子供のころから読書と音楽が好きな,絵にかいたような文科系男子でしたので,急に運動といっても何をしていいのかわからず,困っていたタイミングで,勤務先のすぐ近くにある室内ゴルフレッスン場のチラシを入手しました。スポーツはプロ野球でジャイアンツを観戦するぐらいで,ゴルフにいたってはルールすらわかりませんが,百数十キロの速度で投げ込まれる球をバットで打ち返すのは無理でも,据えられたボールを飛ばすくらいならなんとかなるだろうと,まずはソフトに身体を動かすつもりで,ゴルフレッスンを受けてみることにしました。月会費を支払うと,コーチがついて一コマ50分,平日17時以降のレッスンを,予約が取れれば何度でも受けられる,という仕組みでしたので,とりあえず週一のペースで始めました。練習場にはワンフロアで3つのボックスがあり,それぞれ壁に向かって打つ自分の様子が目の前のモニターで確認でき,打球の飛距離や方向もシミュレーターで表示されます。

実際やってみると,手元から打点までずいぶん距離があり,ボールも小さく,思いのほか,空しく鉄の棒を振りまわすだけの時間を繰り返すこと数ヶ月。ようやく打球が上がりだし,なんとなく壁の向こうにコースの緑が見える気がしてきたころ,突然,レッスン場が閉店するとのこと。やはり縁がなかったかと,そのまま辞めてしまいかけたところ,親切な知り合いの方から,ゴルフクラブのセットをお下がりでいただいたので,今度は壁のないところで打ってみようと思い立ちました。

調べたところ,自宅近くのバス停から100円の循環バスで数分,帰りは歩けばちょうどよい散歩になる場所に,打ちっ放しの練習場を発見。それでなくとも初めての場所は苦手なほうで,しばらく逡巡した後行ってみると,20ほどあるボックスに,ベテラン感のあるゴルファーがずらり。自分のような素人で一見のおじさんが並んで打つにはかなりの勇気がいりましたが,そこは開き直って,ひたすら振るしかありません。壁が無いって気持ちいい。しかし,夏は暑い,打ち終わった後のビールがうまい・・・。これでは当初の目的が果たされているのか疑問ですが,今ではすっかり余暇の過ごし方の一つになっています。いまだに,コースには出たことがありませんが。そういえば,パターってどう使うのでしょう?機会があればどなたかに,ルールと一緒に教えていただきたいものです。